歯科講座



歯科治療内容・サイナスリフト2 オステオプッシング

 オステオプッシングとは

サイナスリフトには、欠点として
  • 骨が固まってからインプラント埋入オペをすることが多いので期間がかかる。
  • シュナイダー膜に穴が開く事がある。
  • 腫れやすい。
  • 長時間口を開けるオペの為、顎が痛くなったり、つらい場合がある。
などが挙げられます。
以上のような問題を解決する為に、オステオプッシング法が開発されました。


 オステオプッシング法の特徴

オステオプッシング法の大きな特徴としては、以下のような事柄が挙げられます。
  • インプラント埋入時、シュナイダー膜を上に押し上げスペースをつくるので、
    インプラントを埋入する最新のシステムにより、1回のオペでインプラントの埋入がすみます。
  • 腫れもありません。
  • オペの時間も短くてすみます。
  • このテクニックは、下顎の幅の狭い骨にも応用する事ができます。

 オステオプッシング法の治療ステップ

  


  1. インプラントを埋入する方向より歯肉をはく離し、専用の器具で骨を上顎洞方向へ押し上げます。
  2. 骨を押し上げながら、シュナイダー膜も推進力の力により、はく離する事ができます。
    それによりスペースが確保できます。
  3. スペースに自家骨、骨補填材で満たし、インプラントをその場で埋入します。
  4. オペ2ヵ月後には上部構造が入ります。



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